「マタニティスイミングってご存知ですか？」その効用と①袋井市B&Q市民温水プール

小野由美子9月定例議会において、「マタニティスポーツ」について質問しました。妊娠後期に私自身がやっていた「マタニティスイミング」が大変に良かったので、富士市では行っていないことから、導入を図ろうと意図です。
しかし、富士市行政当局とのヒヤリングでは、全くイメージすらわかないようで、最初から「やらない」という答えが見え見えでした。
そこで、まずはイメージ作りからと思い、実際に行っている袋井市市民温水プールの「マタニティスイミング講座」と静岡市東部勤労者福祉センター清水テルサの「すいすいマタニティ」の講座を視察しました。
どこの市もプールは指定管理者が運営しています。マタニティスイミング事業も指定管理者が行い、費用は利用者の自己負担です。市は、指定管理者への指導と手ほどきだけで、費用負担はありません。現在、富士市はお金がないが口癖ですので、費用負担のない事業を提案しましたが、「やりません。(陸上の)ウォーキングが一番です。」との返答でした。
⒈袋井市B&Q市民温水プールとマタニティスイミングの効用をご紹介します。

袋井市のマタニティスイミングのホームページから

マタニティスイミングの効用です。やってみると、驚くほどに体が軽くなります。浮力ってすごいですね！妊娠していることを忘れるくらいに楽になりますよ！

袋井市B&Q市民温水プール
①ストレスの解消！水泳はお腹の重さから解放されてのびのびと体を動かせるスポーツ。
②水の浮力で重い子宮を支えていた背筋や腰筋の負担が取れ筋肉が休まります。
③筋肉の力を抜く（リラックス）コツを覚えて御産に臨め御産がより軽くなることが期待されます。

静岡市清水テルサ　すいすいマタニティ
一昔前まで妊娠中に運動するなんて流産になりかねないからダメ！！といわれてきましたが、流産の原因が別であることが色々な研究で証明されてきました。 そこで妊娠経過中に異常がないことを前提に、適度な運動を行うことによって妊娠中の不快な症状を緩和させ、出産に必要な体力や筋力を養うことができます。 その他にも・・・
　◇分娩時に有効な「呼吸法・いきみ（いきこらえ）・弛緩法（リラックス）」
　　を体得しよう。
　◇妊娠中の余分な体重増加を防ぎ、腰痛、背痛、肩こりなどの不快な症状を
　　軽くする。
　◇水中では身体も軽く感じ、比較的楽に動くことができ、運動不足解消になる。
　◇睡眠がよくとれるようになる。
　◇便秘が解消するかもしれない。
　◇お産や育児に必要な筋力・体力をつくろう。
　◇精神的に安定させ、余裕を持ってお産に臨もう。
　◇出産後もつき合える仲間、友達をつくろう。
　◇受講後は、思わず「気持ちいい～！」爽快感でいっぱいになれる。