2014年09月26日
富士市議会小野ゆみこ一般質問の2項目目「富士市ごみ処理基本計画の第一期最終年度の結果総括と第二期への反映について」
富士市議会9月定例会小野由美子一般質問の2項目目の質問は、「富士市ごみ処理基本計画の第一期最終年度の結果総括と第二期への反映について」行います。
このグラフは、夏に、富士常葉大学杉山涼子ゼミ主催で、市廃棄物対策課や環境クリーンセンターと私共富士市のごみを考える会が協力して行った、燃やすごみ袋の中の組成分析結果をグラフ化したものです。

「富士市ごみ処理基本計画の第一期最終年度の結果総括と第二期への反映について」
富士市議会議員 小野由美子
第1期富士市ごみ処理基本計画『フジスマートプラン21』とは、『富士山が映えるきれいなまち ふじ』を目指して、共生(協働)として市民・事業者・行政の協働の促進、自立(抑制・循環)として廃棄物の発生抑制と循環利用、安全(適正処理)として循環利用できない廃棄物の適正処理、安全化の達成を基本理念とする循環型システムの構築を目指す富士市独自の戦略的なごみ処理指針書です。平成12年に策定され、今年26年度が最終目標年度とされています。
その計画では、平成26年度までに達成する、4つの目標があります。1つ目に、1人1日あたりのごみの排出量を、920gに(平成11年度の15%減)にする。2つ目に、資源化率を、30%にする。3つ目に、1人1日あたりのごみの焼却量を640gに(平成11年度の31%減)する。4つ目に、埋め立て量を、極力ゼロにするというものです。
この第1期ごみ処理基本計画『フジスマートプラン21』を100%達成したうえで、10%の余裕を見る形で、平成25年1月に、「富士市新環境クリーンセンター施設整備基本計画」が作成されております。そういった意味で、フジスマートプラン21の最終目標が未達成の場合は、設備能力の見直し、計画金額の増加という事態も招きかねないことから、目標達成は極めて重要なこととなってきます。
第1期基本計画が、どこまで実行できて、何が足りなかったのか分析した上で、次につなげる施策が出てくるものですので、自ら掲げた目標の総括をどのようにされているのか、 以下、質問にお答えください。
1. 第1期基本計画『フジスマートプラン21』の1から4の目標値の現在の到達状況と、分析・評価の結果をお示しください。
2. 『ダックス食ん太くん』『ごみ分別かるた』『ごみ減量アプリ』など、かわいらしい施策が行われてきました。個々の施策の目標値とその成果と、分析・評価の結果をお示しください。
3. 富士市は、毎年、常葉学園大学富士キャンパスの杉山涼子ゼミ主催で、廃棄物対策課と環境クリーンセンター、富士市のごみを考える会、富士市消費者運動連絡会とともに、燃えるごみ袋の中身の組成分析を行っております。その組成分析の結果を踏まえ、どこの施策を行うのが有効か、今足りないところは何かがわかります。それを踏まえて施策を練るべきと思います。組成分析の結果を生かし、行政はもっと有効な施策行うべきではないかと思います。
調査結果から、いかの四点が特に気になりました。
i. 生ごみが43%
ii. 衣類が8%
iii. 古紙が7%
iv. 容器包装プラスチックが3%
その対応策として考えられること(例)
i. 生ごみ水切り器の普及、施策の総合的役割分担
ii. 回収拠点の増加。布団の回収の追加
iii. 回収拠点の増加。行政回収の更なる周知活動の実施。回収禁止紙の回収。その他の紙の回収袋配布。
iv. 町内により差がみられるので、重点啓蒙教育・指導の実施
4. 富士市で作成中の第2期『富士市ごみ処理基本計画2015-2024』を現在作成中です。その中に、第1期の個々の施策の成果・分析・評価を掲載したうえで、第2期の施策でその解決を図るという手順を盛り込む必要があると思いますがいかがですか。
5. そのうえで、第2期の施策の個々の目標値・達成責任者・達成時期・見直し検討時期を決め、第2期に臨んでいくべきと考えますがいかがでしょうか。
6. 第2期『富士市ごみ処理基本計画2015-2024』は、富士市の他の施策、例えば「新環境クリーンセンター施設整備基本計画」の施設規模・施設完成時期等の整合性を持たせることは必要と思いますがいかがですか。また、新環境クリーンセンターの必要性と1トン当たりの建設費等を市民に広く広報することは、ごみ減量への意識を持ってもらう有効な手段であると考えますがいかがですか。
このグラフは、夏に、富士常葉大学杉山涼子ゼミ主催で、市廃棄物対策課や環境クリーンセンターと私共富士市のごみを考える会が協力して行った、燃やすごみ袋の中の組成分析結果をグラフ化したものです。

「富士市ごみ処理基本計画の第一期最終年度の結果総括と第二期への反映について」
富士市議会議員 小野由美子
第1期富士市ごみ処理基本計画『フジスマートプラン21』とは、『富士山が映えるきれいなまち ふじ』を目指して、共生(協働)として市民・事業者・行政の協働の促進、自立(抑制・循環)として廃棄物の発生抑制と循環利用、安全(適正処理)として循環利用できない廃棄物の適正処理、安全化の達成を基本理念とする循環型システムの構築を目指す富士市独自の戦略的なごみ処理指針書です。平成12年に策定され、今年26年度が最終目標年度とされています。
その計画では、平成26年度までに達成する、4つの目標があります。1つ目に、1人1日あたりのごみの排出量を、920gに(平成11年度の15%減)にする。2つ目に、資源化率を、30%にする。3つ目に、1人1日あたりのごみの焼却量を640gに(平成11年度の31%減)する。4つ目に、埋め立て量を、極力ゼロにするというものです。
この第1期ごみ処理基本計画『フジスマートプラン21』を100%達成したうえで、10%の余裕を見る形で、平成25年1月に、「富士市新環境クリーンセンター施設整備基本計画」が作成されております。そういった意味で、フジスマートプラン21の最終目標が未達成の場合は、設備能力の見直し、計画金額の増加という事態も招きかねないことから、目標達成は極めて重要なこととなってきます。
第1期基本計画が、どこまで実行できて、何が足りなかったのか分析した上で、次につなげる施策が出てくるものですので、自ら掲げた目標の総括をどのようにされているのか、 以下、質問にお答えください。
1. 第1期基本計画『フジスマートプラン21』の1から4の目標値の現在の到達状況と、分析・評価の結果をお示しください。
2. 『ダックス食ん太くん』『ごみ分別かるた』『ごみ減量アプリ』など、かわいらしい施策が行われてきました。個々の施策の目標値とその成果と、分析・評価の結果をお示しください。
3. 富士市は、毎年、常葉学園大学富士キャンパスの杉山涼子ゼミ主催で、廃棄物対策課と環境クリーンセンター、富士市のごみを考える会、富士市消費者運動連絡会とともに、燃えるごみ袋の中身の組成分析を行っております。その組成分析の結果を踏まえ、どこの施策を行うのが有効か、今足りないところは何かがわかります。それを踏まえて施策を練るべきと思います。組成分析の結果を生かし、行政はもっと有効な施策行うべきではないかと思います。
調査結果から、いかの四点が特に気になりました。
i. 生ごみが43%
ii. 衣類が8%
iii. 古紙が7%
iv. 容器包装プラスチックが3%
その対応策として考えられること(例)
i. 生ごみ水切り器の普及、施策の総合的役割分担
ii. 回収拠点の増加。布団の回収の追加
iii. 回収拠点の増加。行政回収の更なる周知活動の実施。回収禁止紙の回収。その他の紙の回収袋配布。
iv. 町内により差がみられるので、重点啓蒙教育・指導の実施
4. 富士市で作成中の第2期『富士市ごみ処理基本計画2015-2024』を現在作成中です。その中に、第1期の個々の施策の成果・分析・評価を掲載したうえで、第2期の施策でその解決を図るという手順を盛り込む必要があると思いますがいかがですか。
5. そのうえで、第2期の施策の個々の目標値・達成責任者・達成時期・見直し検討時期を決め、第2期に臨んでいくべきと考えますがいかがでしょうか。
6. 第2期『富士市ごみ処理基本計画2015-2024』は、富士市の他の施策、例えば「新環境クリーンセンター施設整備基本計画」の施設規模・施設完成時期等の整合性を持たせることは必要と思いますがいかがですか。また、新環境クリーンセンターの必要性と1トン当たりの建設費等を市民に広く広報することは、ごみ減量への意識を持ってもらう有効な手段であると考えますがいかがですか。
Posted by 小野やすまさ後援会 at 17:43│Comments(0)
│小野ゆみこ議会質問
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