2012年03月06日
3月8日木曜日午後1時半~一般質問します
3月8日木曜日午後1時半ごろから、2月議会における一般質問をいたします。富士市役所10階です
今回は、環境学習について質問します。
タイトルは、「循環型社会形成に向けた環境教育のさらなる充実を図るため、課を超えた横断的な体制づくりについて」です。
二回目以降の質問に本題を置いて行くつもりです。始めての手法にチャレンジです!
以下、発言内容
今、環境をめぐる問題は、大変深刻です。
特に、地球温暖化をはじめとする地球環境問題への対応は、私たち人類が持続可能な社会を構築していく上で避けては通れないものになっており、これまでの大量生産、大量消費、大量廃棄を基調とする社会経済活動からの転換が地球的規模で求められています。国内に目を転じても、温室効果ガスの削減や廃棄物問題、生物多様性の保全など、生活に密着した環境問題が次々と顕在化しており、適切な対処が求められております。
また、平成23年3月11日に発生した東日本大震災は、これまでの私たちの暮らし方を考えさせる大きな転換点となりました
この文章は、 静岡県環境教育行動計画 として、今策定中のふじのくに環境教育基本方針(中間案)の初めににあります。
サブタイトルを~ 持続可能な社会の構築に主体的に参画できる人づくり ~としております。この計画は今パブリックコメント募集が終了したところです。
この方針の「はじめに」の最後には、(中略)をして少し長いですが読んでみます。
このため、平成23年2月に策定した第三次静岡県環境基本計画では、“もったいない”の精神や自然を畏敬する心など日本人の資質を大切にし、県民、事業者、行政などの全ての主体が、「知っている」から「行動する」主体となって取り組み、環境に配慮したライフスタイルやビジネススタイルを“文化”と言えるまでに定着を図ることにより、「低炭素型」、「循環型」、「自然共生型」の三つの社会を構築し、やすらぎと活力ある環境の理想郷“ふじのくに”づくりを推進しています。
このためには、ライフスタイルやビジネススタイルの転換を図る施策を展開するとともに、こうした取組に主体的に参画する人づくりも、大きな鍵を握っています。
本県総合計画でも「徳を備えた人材の育成」に取り組んでいることから、環境問題に関する正しい認識と対応能力を備え、主体的に行動する人づくりのための環境教育の重要性は、ますます高まっており、更なる環境教育の推進を図ることが求められます。
この「ふじのくに環境教育基本方針」は、環境教育の総合的かつ計画的な推進を図るために取りまとめた、静岡県及び静岡県教育委員会の基本方針です。
今後、この基本方針に基づき、県民上げて、環境教育の一層の推進に取り組んで参ります。
となっており、環境教育の充実を促進していくという強い意志を感じます。
しかし、その中で、静岡県は、事業仕分けにより、平成25年度には、ここ数年毎年9000人ほどの参加者と550人からの環境学習リーダーを派遣していた「環境学習派遣事業」が終了となり、残念なことに、理念とは反対方向に動いてしまうことになってしまいました。
先程の静岡県環境教育行動計画の上位法は 「環境の保全のための意欲の増進及び環境教育の推進に関する法律」です。これは、平成15年7月に施行されたものですが、平成23年6月15日に「環境保全のための意欲の増進及び環境教育の推進に関する法律の一部を改正する法律」が公布されました。改正法は、平成24年10月1日に完全施行されます。
改正点は、「協働取り組みを推進すること」につきると思います。
「協働取り組み」とは、「国民、民間団体等、国又は地方公共団体がそれぞれ適切に役割を分担しつつ対等の立場において相互に協力して行う環境保全活動、環境保全の意欲の増進、環境教育その他の環境の保全に関する取組」としています。
私は、ここ富士市においては、富士山世界遺産を前にして、富士市を環境に配慮した美しいまちにすること、そのために人づくりは大変重要なことで、それを担う環境教育の充実は喫緊の課題になってきています。
富士山世界遺産にふさわしい美しいまち富士市をめざして、以下質問いたします。
① 富士市では、そもそも、環境教育にどのような分野があると位置付けているのでしょうか
② 富士市における環境教育の取り組みを今後どのように推進していく計画でいるのでしょうか
③ 今回法律改正までして組み込まれた「協働取り組み」を、この富士市においてどのように進めていく計画なのでしょうか
④ 富士市における循環型社会とはどのような社会と考えているのでしょうか
Posted by 小野やすまさ後援会 at 23:48│Comments(0)
│小野ゆみこ議会質問
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。