2011年11月22日
ダイオキシン騒動を乗り越えた形で、所沢クリーンセンター
所沢東部クリーンセンターに、青葉台地区ごみ委員会および地区の皆様と富士市議会ごみ処理施設建設特別委員会の皆様、富士市のごみを考える会のメンバーで、11月18日に視察に行ってまいりました。私は、この3団体すべてに所属しています。
青葉台ごみ委員会では、一昨年前は、私が企画担当して、掛川市環境資源ギャラリーと島田市の施設を見学しました。昨年は、市の企画で、東埼玉資源資源環境組合REUSEを視察しました。
今回、フルメンバーになったのは、最初青葉台ごみ委員会と富士のごみを考える会で予定しておりましたが、富士市議会も統一地方選挙後メンバーが入れ替わり、いろいろな事情を知っていただくためにも交流を深めようと今回皆で一緒に行くことになりました。大型バスと市のバスとで総勢60数名で出かけてまいりました。
所沢を選んだ大きな理由は、このごみ処理場が計画されている最中の平成9年に、所沢産業廃棄物処理によるダイオキシン騒動があり、それを乗り越えた形で、平成12年に工事着工をしていったその過程と施されたダイオキシン対策に興味がありました
公害防止自主基準値は、やはり国の10分の1で、ダイオキシンは0.01ng-TEQ/Nm3以下です。これは富士市が青葉台ごみ委員会に出している数値と同じです。排ガス対策は大変しっかりしています。「環境をお金で買っている」と言っておられましたが、排ガス処理施設を見学できたのはここが初めてです。
炉も、富士市で予定しているストーカー炉です。そのほかに、所沢は灰溶融炉を使用しています。富士市は、安全面・コスト面などから溶融炉は外し、エコセメントを外部委託する計画です
2500kw×2基の発電機で、年間約2億円以上の自家処理用電気を発電し、なおかつ600万円強の東電への売電をしているとのことでした。
富士市も、私の6月議会質問で、高効率発電をするように提言をし、市長も前向きに対処する旨ご答弁いただきました。
ごみを燃やした熱でできた蒸気でタービンを回して発電するわけですが、その際、どうしても大量のお湯が出ます。それを、どうしているかお聞きしましたら、計画では余熱利用施設としてプールを予定していたけれど、予定地が大鷹の生息地と分かって、計画を断念したということでした。
電力とお湯の有効利用を富士市では最大限に諮っていくようにしていきたいと思っています。
リサイクルギャラリー「エコロ」は次回アップします。
青葉台ごみ委員会では、一昨年前は、私が企画担当して、掛川市環境資源ギャラリーと島田市の施設を見学しました。昨年は、市の企画で、東埼玉資源資源環境組合REUSEを視察しました。
今回、フルメンバーになったのは、最初青葉台ごみ委員会と富士のごみを考える会で予定しておりましたが、富士市議会も統一地方選挙後メンバーが入れ替わり、いろいろな事情を知っていただくためにも交流を深めようと今回皆で一緒に行くことになりました。大型バスと市のバスとで総勢60数名で出かけてまいりました。
所沢を選んだ大きな理由は、このごみ処理場が計画されている最中の平成9年に、所沢産業廃棄物処理によるダイオキシン騒動があり、それを乗り越えた形で、平成12年に工事着工をしていったその過程と施されたダイオキシン対策に興味がありました
公害防止自主基準値は、やはり国の10分の1で、ダイオキシンは0.01ng-TEQ/Nm3以下です。これは富士市が青葉台ごみ委員会に出している数値と同じです。排ガス対策は大変しっかりしています。「環境をお金で買っている」と言っておられましたが、排ガス処理施設を見学できたのはここが初めてです。
炉も、富士市で予定しているストーカー炉です。そのほかに、所沢は灰溶融炉を使用しています。富士市は、安全面・コスト面などから溶融炉は外し、エコセメントを外部委託する計画です
2500kw×2基の発電機で、年間約2億円以上の自家処理用電気を発電し、なおかつ600万円強の東電への売電をしているとのことでした。
富士市も、私の6月議会質問で、高効率発電をするように提言をし、市長も前向きに対処する旨ご答弁いただきました。
ごみを燃やした熱でできた蒸気でタービンを回して発電するわけですが、その際、どうしても大量のお湯が出ます。それを、どうしているかお聞きしましたら、計画では余熱利用施設としてプールを予定していたけれど、予定地が大鷹の生息地と分かって、計画を断念したということでした。
電力とお湯の有効利用を富士市では最大限に諮っていくようにしていきたいと思っています。
リサイクルギャラリー「エコロ」は次回アップします。
Posted by 小野やすまさ後援会 at 10:03│Comments(2)
│新環境クリーンセンター問題
この記事へのコメント
所沢市東部クリーンセンターには、排ガス中のダイオキシン類濃度を1ヶ月間監視するサンプリング装置のアメーザというのが入っているそうです。また、同じ装置が静岡県内では浜松市にも入っているとか...。富士市の周辺住民の安心を担保できる装置として、これの導入は検討できないですかね。
Posted by ずっと監視 at 2011年11月25日 10:22
ありがとうございます。
さっそく調べて検討します。
さっそく調べて検討します。
Posted by 小野由美子 at 2011年11月25日 12:25
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