2011年12月09日
富士市議会11月質問Ⅱ~ごみ減量へのロードマップ作りについて

12月14日午後1時より、10階富士市議会で傍聴できます。
発言項目
2、その他の紙回収方法の改善と来年度から始まる古着回収への進捗状況及びごみ減量へのロードマップ作りについて
要 旨
① 9月議会で示した富士常葉大学杉山ゼミとの燃やすごみ組成分析結果から、富士市の家庭から出る燃やすごみの量が増えてきていること、その中でも、古紙が燃やすごみ袋の中に8.9%も入っていることが分かりました。
最近は、高級衣類や使い物以外、紙袋が使われることが少なくなり、その他の紙を入れる紙袋が不足している家庭が増えていると聞いています。その証拠に、「その他の紙を入れることができる紙袋を、市で配布できないものか」との問い合わせが、私のところにも多くきております。燃やすごみ袋の中に、その他の紙が多くなってきているのも、そこが原因かもしれません。
どの家庭でもある段ボールに、その他の紙を入れて排出することができるようになると、ずいぶんと改善するのではないかと思います。富士市には、古紙を扱っている会社も多くあり、広告を入れるなどすることで、市の持ち出しがなくても、紙袋等の配布は可能なのではないかと考えます。
「日本一の紙の町は日本一紙を大切にするまちにしよう」は、富士市のごみ減量審議会で、その他の紙回収を審議した時のキャッチフレーズでした。
その他の紙の回収を徹底するため、さらに排出方法を簡略化するため上記方法を考えるべきと思いますが、富士市としての見解をお聞かせください。
② 6月議会で、古着の回収を提案し、今回の補正で204万円の予算が付いていますが、進捗状況はどうなっていますか、また、具体的に回収方法等の案ができているかお伺いします。
③ 富士市のごみ処理基本計画である「フジスマートプラン21」を100%達成し、新環境クリーンセンター日量250トンが可能になるまでの計画(ロードマップ)が具体的に見えてきません。
生ごみ資源化で何トン、事業系ごみ分別で何トン、古着で何トン、分別の徹底を市民に訴えて何トン、廃食油の回収で何トン、その他の紙回収方法改善で何トン、市民協働の環境教育等々で何トンのごみ減量ができるのか推測し、期日を決めて、これらをロードマップにする必要があると思いますが、いかがでしょうか?
④ 本年、市民協働の観点からか、富士市職員5名が、私が参画している富士市のごみを考える会の研修にきていました。ヒヤリング研修のほか、実際に、市民福祉まつりでは、ボランティアで、リユース食器洗いを手伝ってくれたり、「ごみSOS」の講座に参加してくれたりしました。そして、最後に、11月30日に、発表会が行われ、若い職員たちは、素晴らしい提案をしてくれました。
ぜひ、それらの若い職員達の提案を取り入れていってもらいたいと心から願いますが、市としてはいかがでしょうか?
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