2020年02月10日

NPO法人(富士市のごみを考える会)主催の福島の復興を後押しする旅コミュタン福島

2月1日朝5時に富士市を出て、NPO法人(富士市のごみを考える会)主催の福島の復興を後押しする旅で、福島県大熊町帰省困難区域の国道6号です。
 5年前に福島に来て6号線を通った時に比べ、道もきれいになっており、電車の線路も川も復興してきたと感じます。5年前のどうにもならない印象は、後押しすれば手が届くのではないかというレベルにまで復興してきた印象に代わりました。
 交差点ごとに配置されていた警備員と線量計、警察車両もほとんどなくなっており、代わりに工事トラックが行き交います。あと少し、あと少し、頑張れと心で叫びました。ですね。
 問題は、放射能が残っている廃棄物となった土、冷却に使った水、そして、廃炉までは30年かかること。
 コミュタン福島は、福島県環境創造センターの中にある交流棟です。
福島の復興を後押しする旅を(富士市のごみを考える会)で主催しました。
総勢37名で行って参りました。

 「コミュタン福島」の佐々木説明員は、東日本大震災で被災された方です。

放射能に大変詳しく勉強されており、もともとは水質保全を専門にやってらっしゃったと言うことで子供たちの環境学習を実践してくださいました。
 福島第一原発の水素爆発がなぜ起こったのか、その直後の取り組みと現状のお話、チェルノブイリとの違い、正しい知識を得て、正しく恐れることの大切さをお話しくださいました。
最後まで温度が下がらなかった2号炉がやっと100度以下になったそうです。それでもあと30年は廃炉までにかかると言う話でした。現在、冷却に使った排水処理に大変苦慮しており、国の環境基準内の放射能レベルで、他の原子力発電所から出ている排水基準と同じレベルなのだけれど、福島では排水することができず貯めていて、今大変大きな問題になっているお話もしてくださいました。

 トータルメディアのデジタルを駆使した世界に2つしかない360度のシアターも素晴らしかったです。
大変貴重な勉強することができました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。



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Posted by 小野やすまさ後援会 at 20:05│Comments(0)教育・子育て環境
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