2019年06月23日
小野ゆみこ6月議会質問①「やさしい日本語の活用とごみのカレンダー多言語版作成について」
2019年6月の富士市議会の小野ゆみこ一般質問は、市民の皆様からいただいた3つの要望をとりあげました。
私の質問は、6月26日水曜日午後1時からです。傍聴していただけましたら、この上ない励みになります。
1つ目の「やさしい日本語」に関しては、NHKの未来スイッチという番組で、ちょうど取り上げています。また、6月21日には、国会で、日本語教育推進法が可決されました。ちょうど動いていく時期に来ています。
これから増えていくであろう外国の方々が、日本語を習得することで、安心してこの富士市で暮らすことができ、意思疎通が図られることで、気持ちも生活も安定し、社会全体の安全安心が保たれます。
だれにでもわかる「やさしい日本語」で話されることで、広報ふじや暮らしに必要な情報が多くの方々に伝わってほしいとの願いで質問します。
同じ項目のもう一つの質問は、多言語でのごみカレンダー作成についてです。
地域の方々と外国の方が仲良く安全に暮らすために、ごみカレンダーの多言語化は必要です。現在、6か国語に訳され、今ベトナム語を作成中と聞いております。
ごみをきちんと分別して出したくても、ごみのカレンダーの意味が分からなくては分別もできません。そして、そのことで、地域の方々とトラブルになることがしばしばです。 やさしい日本語も大切ですが、生活に直結するごみのカレンダーはもっと多言語に翻訳してほしいと願って質問します。
以下質問内容です。
1.やさしい日本語の活用とごみのカレンダー多言語版作成について
同報無線(広報ふじ)は、災害や火事等の危険性や避難誘導、行方不明者の捜索協力依頼など、緊急性を知らせる手段としての機能を担っています。
国際交流ラウンジFILSでの出来事で、日系ブラジル人で、日本滞在15年、会話には問題ない日本語能力を有している方に日本語を教えている最中に、同報無線で広報ふじが流れ、よく聞こえたことから、その内容の理解度を確認したとのことです。しかし、答えは、さっぱりわからないとのこと。行方不明者捜索の協力依頼でしたが、どこがわからないのか尋ねると、頭髪、白髪、面長、最寄りなどの言葉がわからなかったとのことですが、髪の毛が白い、細長い顔などと言えばわかるとのことです。
昨今、同報無線や広報に「やさしい日本語」を使う自治体がふえ、東京2020オリンピック・パラリンピックでも広めようとしています。「やさしい日本語」とは、普通の日本語よりも簡単で、外国人にもわかりやすい日本語のことです。これは、地震などの災害が起こったときに有効な言葉です。
1995年1月に発生した阪神・淡路大震災では、日本人だけでなく日本に来ていた多くの外国人も被害を受けました。その中には、日本語も英語も十分に理解できず必要な情報を受け取ることができない人もいました。
そこで彼らが災害発生時に適切な行動をとれるように考え出されたのが「やさしい日本語」と、弘前大学社会言語学研究室の佐藤和之教授は定義しています。
また、他の市民から、インドネシアからの技能実習生を受け入れているが、富士市のごみ出しルールがわからず、ごみ収集車に集積所に出したごみ袋を置いていかれるので、近所から苦情が来て困っている。インドネシア語のごみのカレンダーをつくってほしいという要望がありました。
これからさらに外国人がふえていくことが見込まれることから、以下質問いたします。
(1) 同報無線(広報ふじ)が「やさしい日本語」で発せられることにより、外国人のみならず、子どもたちやお年寄りにもわかりやすい情報になります。普段から、同報無線(広報ふじ)は「やさしい日本語」で伝えてほしいと思いますが、いかがですか。
また、災害時や災害が予想される場合の避難誘導における放送は、緊急性を伝えてから、「やさしい日本語」で再度伝える必要があると思いますが、いかがお考えになりますか。
(2) ごみのカレンダーの多言語版作成に関し、現在、パソコンソフトやアプリで、翻訳が容易にできる状態になってきています。外国人の方々が、町内の一員として暮らすにはごみのカレンダーは必需品です。7カ国語のごみのカレンダーが富士市でつくられているのは存じていますが、今回のインドネシア語に限らず、市民から要望があった言語のごみのカレンダーを作成する必要があると思いますがいかがですか。
また、富士市のごみのカレンダーのウエブサイトへの掲載を、言語と地域を選択すると、市民が欲しいカレンダーが画面に出てくるようにすることで、雇用主たちが会社で印刷して従業員に手渡すこともできるようになります。大変使いやすくなると思いますが、いかがですか。

私の質問は、6月26日水曜日午後1時からです。傍聴していただけましたら、この上ない励みになります。
1つ目の「やさしい日本語」に関しては、NHKの未来スイッチという番組で、ちょうど取り上げています。また、6月21日には、国会で、日本語教育推進法が可決されました。ちょうど動いていく時期に来ています。
これから増えていくであろう外国の方々が、日本語を習得することで、安心してこの富士市で暮らすことができ、意思疎通が図られることで、気持ちも生活も安定し、社会全体の安全安心が保たれます。
だれにでもわかる「やさしい日本語」で話されることで、広報ふじや暮らしに必要な情報が多くの方々に伝わってほしいとの願いで質問します。
同じ項目のもう一つの質問は、多言語でのごみカレンダー作成についてです。
地域の方々と外国の方が仲良く安全に暮らすために、ごみカレンダーの多言語化は必要です。現在、6か国語に訳され、今ベトナム語を作成中と聞いております。
ごみをきちんと分別して出したくても、ごみのカレンダーの意味が分からなくては分別もできません。そして、そのことで、地域の方々とトラブルになることがしばしばです。 やさしい日本語も大切ですが、生活に直結するごみのカレンダーはもっと多言語に翻訳してほしいと願って質問します。
以下質問内容です。
1.やさしい日本語の活用とごみのカレンダー多言語版作成について
同報無線(広報ふじ)は、災害や火事等の危険性や避難誘導、行方不明者の捜索協力依頼など、緊急性を知らせる手段としての機能を担っています。
国際交流ラウンジFILSでの出来事で、日系ブラジル人で、日本滞在15年、会話には問題ない日本語能力を有している方に日本語を教えている最中に、同報無線で広報ふじが流れ、よく聞こえたことから、その内容の理解度を確認したとのことです。しかし、答えは、さっぱりわからないとのこと。行方不明者捜索の協力依頼でしたが、どこがわからないのか尋ねると、頭髪、白髪、面長、最寄りなどの言葉がわからなかったとのことですが、髪の毛が白い、細長い顔などと言えばわかるとのことです。
昨今、同報無線や広報に「やさしい日本語」を使う自治体がふえ、東京2020オリンピック・パラリンピックでも広めようとしています。「やさしい日本語」とは、普通の日本語よりも簡単で、外国人にもわかりやすい日本語のことです。これは、地震などの災害が起こったときに有効な言葉です。
1995年1月に発生した阪神・淡路大震災では、日本人だけでなく日本に来ていた多くの外国人も被害を受けました。その中には、日本語も英語も十分に理解できず必要な情報を受け取ることができない人もいました。
そこで彼らが災害発生時に適切な行動をとれるように考え出されたのが「やさしい日本語」と、弘前大学社会言語学研究室の佐藤和之教授は定義しています。
また、他の市民から、インドネシアからの技能実習生を受け入れているが、富士市のごみ出しルールがわからず、ごみ収集車に集積所に出したごみ袋を置いていかれるので、近所から苦情が来て困っている。インドネシア語のごみのカレンダーをつくってほしいという要望がありました。
これからさらに外国人がふえていくことが見込まれることから、以下質問いたします。
(1) 同報無線(広報ふじ)が「やさしい日本語」で発せられることにより、外国人のみならず、子どもたちやお年寄りにもわかりやすい情報になります。普段から、同報無線(広報ふじ)は「やさしい日本語」で伝えてほしいと思いますが、いかがですか。
また、災害時や災害が予想される場合の避難誘導における放送は、緊急性を伝えてから、「やさしい日本語」で再度伝える必要があると思いますが、いかがお考えになりますか。
(2) ごみのカレンダーの多言語版作成に関し、現在、パソコンソフトやアプリで、翻訳が容易にできる状態になってきています。外国人の方々が、町内の一員として暮らすにはごみのカレンダーは必需品です。7カ国語のごみのカレンダーが富士市でつくられているのは存じていますが、今回のインドネシア語に限らず、市民から要望があった言語のごみのカレンダーを作成する必要があると思いますがいかがですか。
また、富士市のごみのカレンダーのウエブサイトへの掲載を、言語と地域を選択すると、市民が欲しいカレンダーが画面に出てくるようにすることで、雇用主たちが会社で印刷して従業員に手渡すこともできるようになります。大変使いやすくなると思いますが、いかがですか。

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