2012年06月19日
東京スカイツリーに地中熱を利用、冷水・温水を冷暖房に使用

6月16日STOP温暖化地域協議会総会後の「富士山における水環境の解明と持続可能な地下水利用」について、静岡県環境衛生科学研究所環境科学部富士山地下水プロジェクト主査 中村 康秀氏よりご講演いただきました。その中で、小水力発電と地中熱に言及されました。
なんと東京スカイツリーに地中熱が利用されており、地域にの熱源または防災に役立てることになっています。地下に設置した高効率・省エネ・省CO2性能を持つ大型熱源機器を夜間電力により稼働させ、夏は5℃の冷水、冬は48℃の温水を大量に製造して「大容量水蓄熱槽」に蓄え、翌昼間にこの蓄えた冷水・温水を冷暖房に使用することにより、昼間の電力使用量を抑えることを目指しております。「熱供給システム」とは、1か所または複数のプラントで冷水、温水等を作り、地域導管を通して一定地域内のお客様の冷暖房や給湯を行うシステムです
(写真は、講座中の写真がうまく取れなかったため、地中熱利用促進協会HPより引用させていただいております)

北海道など雪国の融雪に使われていることは知っておりましたが、いろいろな使い道があるようです。

二酸化炭素の発生抑制にたいへん高価のあることが証明されています。
富士市でも、製紙会社の井戸を利用して、モデルケースを始めることになっているとのことでした。



再生可能エネルギーとしての利用が望まれるところです。富士市は、製紙工場や、水道水の井戸があちらこちらにたくさんあります。それらを利用して、地域熱供給システムができれば、スマートシティふじも夢ではありませんね(*^^)v
Posted by 小野やすまさ後援会 at 16:05│Comments(0)
│環境
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