2018年03月19日

合併処理浄化槽と下水道受益者負担金勉強会を一色公会堂で開催、多くの質問が出ました

富士市は、長期汚水処理計画の見直しを行い、青葉台地区の特に一色町内はその見直しに係る部分が多く、多くの質問が私に寄せられていました。また、下水道布設工事が盛んに青葉台地区で行われていることから、下水道受益者負担金に関する質問、下水道管路への接続に関する質問も多く寄せられていました。
 それら質問に関し、個々に対応していましたが、質問を寄せていない方々も疑問に思っているところがあるのだろうと思い、合併処理浄化槽と下水道受益者負担金に関する勉強会を行いました。
富士市浄化槽協会のご協力で合併処理浄化槽のカットモデルを展示していただきました。本物の大きさです

大変人気があり、多くの方々が質問をしていました。

司会は勉強会を企画し、各方面にお願いした私小野ゆみこが担当いたしました。

富士市のごみを考える会の理事長である小川浩氏は、常葉大学教授で、国の審議会にも参加している浄化槽の専門家です。

単独処理浄化槽は、トイレのみ処理しており、台所とお風呂や洗面台は垂れ流しになっていることをわかりやすく説明してくれました。

富士市での状況も説明し、富士市では単独処理浄化槽を合併処理浄化槽に変換するときに、富士市ではかなり上乗せした補助金を出しています。その説明もわかりやすくお話しくださいました。

 下水道受益者負担金では、農家が多い一色では、市街地の農地に受益者負担金がかかることに厳しい質問が噴出しました。富士市上下水道営業課では、戸別の事例に関しては、市に直接お問い合わせいただくようにとお答えしていました。
 富士市の下水道布設も最終版になり、農家が多い地域に布設が始まってきています。市街化調整地域では農地には負担金がかかりませんが、市街地では農地にも受益者負担金がかかります。お茶の収入が激減している今、下水道が布設されると負担金を払う必要もあることから農地を手放し、造成して分譲したり、アパートにしたりしています。立地適正化計画と矛盾しているなあと感じています。下水道事業の更なる見直しも必要かもしれないと感じています。







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Posted by 小野やすまさ後援会 at 18:06│Comments(0)環境毎日の暮らし
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合併処理浄化槽と下水道受益者負担金勉強会を一色公会堂で開催、多くの質問が出ました
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