2010年02月19日

輸入量より多い廃棄食料、なんとかならないものかしら?

輸入量より多い廃棄食料、なんとかならないものかしら?先日の「食育シンポジウム」後、興味がわいて、図書館から借りてきて読んでいます。
やはり、輸入食料より多いという、日本の廃棄食料の量は、どう考えても、もったいない。

フードバンクは、企業から余った廃棄するはずのまだ大丈夫な食品を寄付してもらい、アメリカのホームレスや貧困層の方々へ、
それらの食品を配布するという、教会の牧師さんが中心になって始めたボランティア活動です。
今では、アメリカズ・セカンド・ハーベストは、205の各地域のフードバンクを束ねる企業顔負けの大きなNPOになっているそうです。

キャップのちょっとした不具合や、商品表示の順番がちょっと違ったもの、外箱が潰れたため返品になった缶詰など、食材には全く影響のない廃棄処分になる寸前のものがたくさん集まるそうです。
アメリカでは、それらの食品を寄付をすると、企業側も、廃棄処分費がなくなるだけでなく、寄付金額に応じて、減税措置があるそうです。
直ぐに法律まで整えてしまうなんて、アメリカらしいですね。

日本でも、アメリカの牧師さんが始めているそうです。
アメリカのようにはいかなくてもとは思いますが、もう少し勉強してみます。


Posted by 小野やすまさ後援会 at 23:51│Comments(2)
この記事へのコメント
もったいない話ですね。日本人は破棄してしまうことが多いようです。昨年暮れ、社協から災害の期限切れが近い缶詰を沢山いただきました。大助かり。

「大豆100粒運動」ってご存知ですか?
2003年料理研究家の辰巳芳子さんが提唱。学童が種をまき、その成育を観察し食への感謝や、大地の恵みを感じる心を養おうとする「食育活動」だそうです。

1粒の種が50倍にも増え、大豆を育てながら、子供たち、学校の教員それを守る方々が、すべての命を自分の中で見守っていく、そういう人間になってほしいことが狙いのようです。

食育って奥が深いですネ。
Posted by 2人3脚2人3脚 at 2010年02月20日 10:50
2人3脚さん、コメントありがとうございます。

そうなんですか、富士市でも社会福祉協議会がその役目を行っているのですね。

やっているところがあってよかったです。

私たちの環境学習での生ごみ資源化講座でも、生ごみたい肥で作った土に種をまきます。

そういう運動が広がっていくのは、とても大切なことですね。
Posted by 小野由美子 at 2010年02月20日 12:57
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