桜美林大学片谷教孝ゼミ富士市新環境クリーンセンターを見学、2010年環境アセスメント勉強会を青葉台地区ごみ委員会開催の縁
2020年12月23日、桜美林大学片谷教孝ゼミの皆さんが、新環境クリーンセンターを見学にいらっしゃいました。
片谷教授は、環境アセスメントがご専門(大学プロフィール
https://gproweb1.obirin.ac.jp/obuhp/KgApp?kyoinId=ogdggggo )
新環境クリーンセンター建設計画における環境アセスメントをどうするか、青葉台地区ごみ処理施設建設反対委員会で議論している際、環境アセスメントの勉強会をしようと提案し、片谷先生にお話ししたところ快く引き受けてくださいました。
そして、2010年4月25日に、環境アセスメントの勉強会を、反対運動さなかの青葉台地区まちづくりセンター多目的室で行いました。その時のブログです。
https://onoyumiko.i-ra.jp/e208644.html この勉強会は、多くの関心のある住民が、環境アセスメント計画書に対し意見書を提出するきっかけとなりました。
10年たって、出来上がった新環境クリーンセンターを学生と共に見に来てくださいました。片谷教授と記念撮影(写真は全て許可を取って記載します)富士山がきれいに見えて、片谷先生から、「眺望は間違いなく日本一のごみ処理施設」とお墨付きをいただきました。市民としては、この眺望を見ながらお風呂に入りたかったのですが、そこはかないませんでした。
学生の皆さんは、熱心に、富士市新環境クリーンセンター建設課遠藤技師に質問していました。とても良い勉強になったようです。
最後にビオトープも見学、環境アセスメント検査で、モリアオガエルやオオタカやエビネの生息が確認され、環境アセスメントの観点からそれらの生息を守り、完成後にはその生息地を確保するということで、ビオトープとその中に「カエル池」ができたことなどを説明しました。学生が、徐行の看板がモリアオガエルであるのを発見し、感銘をしていました。
片谷教授からは、「環境アセスメントをうまく利用し、環境に良い、住民に寄り添った施設を作ったよい事例ということで、これからも学会等々で紹介していく」とのこと。
10年ぶりの再会でしたが、とても良い勉強になりました。日本の学界にとって発表に値するよい事例とお聞きし、誇らしく感じました。
新環境クリーンセンター工場棟に関し記事にまとめております。
https://onoyumiko.i-ra.jp/e1206737.html
熱心に質問されていたので、帰りにはすっかり暗くなってしまいました。新環境クリーンセンターと富士山のシルエットが美しかったです。でも歩いて帰るには暗いんだよね。なんとかなんないものか
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