2020年11月27日
富士市新環境クリーンセンタ―工場棟設備と排ガス規制等、サポーターからのご質問にお答えして
新環境クリーンセンター工場棟について、サポーターの方から建設的なご質問をいただきました。大切なご質問であると感じ、市に問い合わせての回答も含め、工場棟のご説明をいたします。
富士市新環境クリーンセンターは、
ごみ処理能力、250トン/日(125トン/日×2炉)連続運転式ストーカー炉です。
焼却処理対象物は、可燃ごみ、し尿汚泥、下水汚泥、他です。
破砕処理対象物は、剪定枝で、ミンチ・チップ等にして、市民に無料で配布しています。
排ガス基準(O₂12%換算)は、富士市は国より厳しい自主排出基準を持っています。
ばいじん0.01g/m3N、塩化水素40ppm、窒素酸化物50ppm、硫黄酸化物20ppm、ダイオキシン類0.01ng-TEQ/m3N、水銀0.03mg/m3N 、連続でとっている生データは、新環境クリーンセンター北側と循環啓発棟入り口で随時表示されております。地元環境監視委員会には年2回以上報告しております。
施設です。
①プラットホーム: 一日約180トンの家庭系一般可燃ごみと事業系一般可燃ごみが運び込まれる。
②ごみピット: 富士市民約10日間分のごみが溜められる、燃焼が一定になるように常時かき混ぜてごみが均質になるようにしている
③焼却炉: 850度以上で燃焼、通常900度以上で燃焼している
④排ガス処理設備: 排ガス処理設備は、活性炭・消石灰で処理した後、バグフィルターで集塵し、排ガス再循環送風機により、再度焼却炉送風され、再燃焼の上、排ガス処理システムを再通過して煙突に行きます。
⑤灰貯留設備: 焼却灰も飛灰も、県外にある資源化処理業者4社に運ばれ、1:溶融によるスラグ化(コンクリート用溶融スラグ骨材)作成と資源回収希少金属(金・銀・銅等)の回収を行っている。2:一社は、焼成処理をし、下層路盤材となる。
有事の際のリスク分散のため、東へ2社、西へ2社としている。
⑥煙突: 触媒反応塔をとおり、安全基準の59mで安全が確認された排ガスを出している。白煙防止装置が付いている。
⑦余熱利用設備:
1、発電は、一日6800kw可能、敷地内の設備使用と売電しています。
2、温水供給設備: 余熱利用施設ふじかぐやの湯に供給しています。
災害時の停電等には、一度自動停止しても自立運転への立ち上げは40秒ででき、事前に自立運転に切り替えることで、停電等からの影響はなくすことが可能
また、自立運転で得た電力やお湯や水は、停電時において、福祉避難所となるふじかぐやの湯やふじさんエコトピアへの供給することとなっている。
ふじかぐやの湯は、災害時には、停電時にも電気とお湯の供給ができる福祉避難所となります。
工場棟見学は、0545-30-6166 までお電話でお申し込みください。見学コースがあります。
見学コース
ふじかぐやの湯
ふじさんエコトピア
野外啓発ゾーン
富士市新環境クリーンセンターは、
ごみ処理能力、250トン/日(125トン/日×2炉)連続運転式ストーカー炉です。
焼却処理対象物は、可燃ごみ、し尿汚泥、下水汚泥、他です。
破砕処理対象物は、剪定枝で、ミンチ・チップ等にして、市民に無料で配布しています。
排ガス基準(O₂12%換算)は、富士市は国より厳しい自主排出基準を持っています。
ばいじん0.01g/m3N、塩化水素40ppm、窒素酸化物50ppm、硫黄酸化物20ppm、ダイオキシン類0.01ng-TEQ/m3N、水銀0.03mg/m3N 、連続でとっている生データは、新環境クリーンセンター北側と循環啓発棟入り口で随時表示されております。地元環境監視委員会には年2回以上報告しております。
施設です。
①プラットホーム: 一日約180トンの家庭系一般可燃ごみと事業系一般可燃ごみが運び込まれる。
②ごみピット: 富士市民約10日間分のごみが溜められる、燃焼が一定になるように常時かき混ぜてごみが均質になるようにしている
③焼却炉: 850度以上で燃焼、通常900度以上で燃焼している
④排ガス処理設備: 排ガス処理設備は、活性炭・消石灰で処理した後、バグフィルターで集塵し、排ガス再循環送風機により、再度焼却炉送風され、再燃焼の上、排ガス処理システムを再通過して煙突に行きます。
⑤灰貯留設備: 焼却灰も飛灰も、県外にある資源化処理業者4社に運ばれ、1:溶融によるスラグ化(コンクリート用溶融スラグ骨材)作成と資源回収希少金属(金・銀・銅等)の回収を行っている。2:一社は、焼成処理をし、下層路盤材となる。
有事の際のリスク分散のため、東へ2社、西へ2社としている。
⑥煙突: 触媒反応塔をとおり、安全基準の59mで安全が確認された排ガスを出している。白煙防止装置が付いている。
⑦余熱利用設備:
1、発電は、一日6800kw可能、敷地内の設備使用と売電しています。
2、温水供給設備: 余熱利用施設ふじかぐやの湯に供給しています。
災害時の停電等には、一度自動停止しても自立運転への立ち上げは40秒ででき、事前に自立運転に切り替えることで、停電等からの影響はなくすことが可能
また、自立運転で得た電力やお湯や水は、停電時において、福祉避難所となるふじかぐやの湯やふじさんエコトピアへの供給することとなっている。
ふじかぐやの湯は、災害時には、停電時にも電気とお湯の供給ができる福祉避難所となります。
工場棟見学は、0545-30-6166 までお電話でお申し込みください。見学コースがあります。
見学コース
ふじかぐやの湯
ふじさんエコトピア
野外啓発ゾーン
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