私小野ゆみこの富士市議会11月定例会一般質問を、友人が、グーグルの音声入力で議事録お越しをしてくださいました!すごい!ありがとうございます。
富士市議会11月定例会 一般質問 12月10日 小野由美子議員の質問に対する答弁
小野議員の質問(発言通告書より)
1.新環境クリーンセンター、余熱利用施設、環境学習施設等のソフト面における今後の展開について
富士市は、2020年10月からの稼働を目指して現在、新環境クリーンセンターを建設中です。併設される環境学習施設は、現在、新環境クリーンセンター建設課が行っている意見交換会を中心に、市民の皆様方で話し合いが行われていると聞いております。
新環境クリーンセンターは、熱とエネルギーの再利用、市民への憩いの場と環境学習の場の提供など、新時代のごみ処理施設にするためのさまざまな取り組みが計画されています。ハード面の施設建設が行われている中、ソフト面における運営管理体制の今後のあり方について質問します。
(1) 現在、新環境クリーンセンター建設課が、新環境クリーンセンターの建設に関し全てを担当していますが、2020年10月完成後、建設課はなくなると認識しています。では、新環境クリーンセンター全体及び各施設(資源回収棟、工場棟及び余熱利用施設や環境学習施設、森林環境創造ゾーン、野外啓発ゾーン)は、市の組織として担当するのはどの課と考えていますか。また、その管理運営体制はどのようにお考えですか。
(2) 現在、新環境クリーンセンター建設課が、環境学習施設意見交換会を主催・運営していますが、施設完成後に担当課が変わるのであるならば、今からでも、将来環境学習施設を担当する課が、何らかの形でつくり上げるところからかかわっていくことで、将来の運営がスムーズになると考えます。いかがお考えになりますか。
(3) 新環境クリーンセンター環境学習・環境啓発計画には、環境学習施設に必要な備品、消耗品リストの例が参考資料として添付されています。型番まで具体的に記されており、詳細にできておりますが、計画の策定が平成25年12月で、既に5年が経過しています。それぞれのプログラムにおいて専門家から最新の状況を聞いてから備品等をそろえたほうがよいのではないかと感じますが、どのようにお考えですか。
(4) 富士市新環境クリーンセンター施設整備基本計画によると、新環境クリーンセンターの基本理念は「安全と安心を約束する資源循環パーク」であり、基本方針は「安全、安定、安心を約束する施設」、「もったいないを育む施設」、「地域に融和する施設」です。その基本理念と基本方針のもと、環境学習施設の目的は「環境に関心を持ち、実践する市民の育成」となっています。単なるごみ処理施設ではない、そのイメージからの脱却を図るための基本理念であり、基本方針です。しかし、全ての施設を含め「新環境クリーンセンター」という名称である以上、ごみ処理施設としてのイメージを拭い去ることはできません。
それぞれの機能または全体において、基本理念、基本方針の精神をあらわし、市民に親しまれる名称を市民公募で選び、市民全体に親しまれるものにしていこうというお考えはありませんか。また、それぞれの施設で実践されるプログラムはどのようにつくっていかれるお考えですか。
市長:
小野議員のご質問にお答え致します。
はじめに、新環境クリーンセンター余熱利用施設、環境学習施設等のソフト面における今後の展開について、2020年10月完成後、新環境クリーンセンター全体及び各施設を市の組織として担当するのはどの課と考えてるのか、また管理運営体制についてどのように考えているかについてでありますが、新環境クリーンセンターは、ゴミ焼却、剪定枝の破砕及び管理を行う工場棟、車庫、搬入室管理及び直接搬入の受入保管を行う資源回収棟、環境学習環境啓発機能及び余熱利用体験機能を有する循環啓発棟の三棟と、自然観察会等を行う森林環境創造ゾーン、環境学習に効果のある遊具等を設置する屋外啓発ゾーンにより構成されております。
新環境クリーンセンターの完成は、平成32年9月末の予定のため、平成32年度には、新環境クリーンセンター建設課をはじめとした組織についても改変する必要があると考えております。今後どのように改変をしたらよいのか、また新環境クリーンセンター全体及び各施設の担当課をどこにするか等の詳細な事項について検討を進め、市民の皆様にとってより便利でわかりやすく、かつ新たな施設を効果的に運営できる組織体制にしてまいります。運営管理体制につきましては、組織体制と合わせて今後検討を進めてまいりますが、焼却施設の運営管理や森林環境創造ゾーン屋外啓発ゾーンを含む敷地全体の運営管理等におきましては、新環境クリーンセンターの建設と合わせて実務運営20年間の運営管理業務に係る委託を一括して発注契約しております。また循環啓発棟につきましては、指定管理者制度を活用し運営管理を行う予定であります。
次に、施設完成後に担当課が変わるのであれば、今からでも将来環境学習施設を担当する課が、何らかの形で作り上げるところから関わっていくことで、将来の運営がスムーズになると考えるがいかがかについてでありますが、環境学習施設の整備と運営につきましては、検討段階から市民の皆様に関心を持っていただき主体的な参加により進めていくことが重要であることから、平成28年度から市民意見交換会を9回実施しております。市民意見交換会では、循環啓発棟の基本設計、環境啓発に係る展示設備や森林環境創造ゾーンおよび屋外啓発ゾーンの基本設計等について市民の皆様に紹介するとともに、市民が主体となった運営に関する考え方等について意見交換を行いました。今後は施設案内をはじめとした循環啓発棟での活動を担うボランティア登録制度等について、市民意見交換会を実施してまいります。施設開設後の組織体制につきましては、今後検討を進めてまいりますが、新たな担当課への事務の円滑な引き継ぎを行うため運営管理の方法や市民意見交換会の状況等について、関係各課で情報共有してまいります。
次に新環境クリーンセンター環境学習環境啓発計画は、策定後5年が経過している、それぞれの専門家から最新の状況を聞いてから備品等を揃えた方がよいのではと考えてはいかがかについてでありますが、新環境クリーンセンター環境学習環境啓発計画は、富士市新環境クリーンセンター建設に関する協定書第14条に基づき青葉台地区のご意見を踏まえ平成25年度に策定したものであり、計画の巻末には参考資料として事業プログラム例や備品消耗品のリストの例を記載しております。平成28年度の建設工事発注時には、発注仕様書に環境学習環境啓発計画に記載された事業プログラムの実施に必要となる環境啓発用備品、消耗品を納入することを規定するとともに、具体的な事業プログラム内容に関して提案を求めることといたしました。現在、建設工事事業者の提案した事業プログラム内容について、市民が主体となって実施することができるかを協議する場として、事業者主催による運営活動ワーキンググループが設置され、事業者と市民の間で協議を行っているところであります。このワーキンググループは本年10月に設置され、すでに2回開催されております。事業者からは、これまでの協議の中で実際に環境啓発プログラムを実施している専門家の方々を紹介していただいたことから、その方々に直接ヒアリングを実施している状況であると伺っております。ワーキンググループによる協議により更新された事業プログラムにつきましては、市民意見交換会や関係地区でご意見をお伺い、来年度以降調達する備品等に反映してまいります。
次に新環境クリーンセンターという名称である以上、ごみ処理施設としてのイメージを拭い去ることはできない、名称を市民公募で選ぶ考えはあるか、またそれぞれの施設で実践されるプログラムはどのように作っていかれるかについてでありますが、正式名称につきましては新環境クリーンセンターとする予定であります。しかしながら、本施設は単なるごみ処理施設としてではなく、余熱利用体験や環境学習環境啓発を通じた地域の交流の促進など多様な機能を持っていることから、正式名称とは別に新環境クリーンセンター全体や、循環啓発棟に愛称を定めることや、愛称を決定するにあたり、市民公募を行うことについて検討してまいります。また実践されるプログラムにつきましては、環境啓発に関連する各種講座、工場棟見学、森林環境創造ゾーンを利用した自然観察会等が想定されますが、今後ワーキンググループによる協議結果を踏まえ検討してまいります。以上です。
小野議員:
お答えをいただきましたので2回目以降の質問に移らせていただきますが、その前に以前の6月議会の質問の際、私が詳細を知っているのがおかしいんじゃないかという話がありましたので、今回の質問の大前提でもありますし、大きく関連しますので説明いたします。今まで市当局が作成した資料を市当局に出すのはおかしいのではないかと思って配布しておりませんでしたが、皆様に分かりやすいように資料を今回は作成いたしました。
資料1の右上をご覧ください。平成25年12月に議会にもご承認頂いております富士市新環境クリーンセンターの建設に関する協定書第16条に基づく余熱利用施設基本構想には、コンセプトに対応した施設の柱として、災害時に役立つ施設でありその元には防災機能と明記され、その下に平成28年9月定例会の私の一般質問に小長井市長がご答弁された内容を掲載しました。それより前に、平成27年つまり3年前の11月17日ごみ処理施設建設特別委員会で、市は余熱利用施設を福祉避難所にしようという方針を発言し会議録に残っております。では2年前の市長のご答弁を読ませていただきます。
平成28年9月定例会新環境クリーンセンターの余熱体験施設につきましては、ゴミ処理により発生する熱エネルギーを温水として利用することができる余熱利用体験棟として整備してまいります。中略、防災機能につきましては、災害時に発電や温水を活用し避難生活を支援する福祉避難所などとして利用できるよう計画しており、施設の内容につきましては温浴ゾーンには、内風呂、露天風呂、歩行湯、泡風呂、サウナなど、多目的ゾーンには、食事処、売店、休息コーナーなどを、その他のゾーンには、事務室、救護室、授乳室などを計画してまいりますとご答弁いただいております。
次に、配布資料の裏面をご覧ください。市長のご答弁にありました通り、同じく協定書第14条に基づく環境学習環境啓発計画のもと作成された富士市新環境クリーンセンター環境学習施設のご紹介という資料ですが、第一版は平成29年3月の第1回意見交換会の後、このように作られております。そして、これは意見交換会のたびに更新され、現在は平成30年7月に作成されたものを市民に配布しております。下段の内訳をご覧いただきますと諸室が公開され、キッチンも右上にきちんと掲載されております。このパンフレットは、新環境クリーンセンター建設課が作成し、配布して市民の関心を促し、今回の質問にあります環境学習施設意見交換会への呼びかけを行っております。市の Web サイトにも掲載されており、市の今回の環境フェアでも市民に配布されていたようです。新環境クリーンセンター稼働まであと1年9ヶ月です。時間がないと担当課も自覚して、必死に動いている結果だと思います。
私は意見交換会には参加しておりませんが、富士市環境アドバイザーとゴミマイスターなので毎回開催の案内は環境総務課や廃棄物対策課から来ております。市民の方々は無償ボランティアで、一生懸命動いてくださっていると聞いております。
資料①の左上をご覧ください。左上であります。これまで新環境クリーンセンターの建設が進んでいる中ではありますが、国の方では本年平成30年6月19日に閣議決定された新たな廃棄物処理施設整備計画を発表しました。内容を少し読み上げさせてください。廃棄物処理施設整備及び運営の重点的効果的活動的な実施のポイントから抜粋であります。
重点ポイント5 災害対策の強化、災害時の円滑な廃棄物処理体制を確保する。
重点ポイント6 地域に新たな価値を創出する廃棄物処理施設の整備、そしてその中に廃棄物発電施設等のネットワーク、廃棄物エネルギーの安定供給及び高付加価値化、災害時の防災拠点としての活用、環境教育環境学習の機会の提供、地域住民が施設整備に積極的に参加。
重点ポイント7 地域住民等の理解を得ることが基礎。そして災害時の対応、地域振興、環境教育、環境学習の効果。そして一番最後に、地域住民等との信頼関係を構築しておく。という風にあります。
これをこの内容はこれ以前の国の計画にもあり、それに基づき市は今まで建設計画を進めてきました。ただ今回の計画では、災害対策や廃棄物エネルギーの先進事例になると補助金が1/3から1/2になるという風に聞いたものですから、現時点でも可能なことを行えば1/2の補助金もらえるのではないかと思い9月議会で具体的にお伺いした次第であります。是非ご検討いただければと思います。そして今回の質問も含め、これらの質問は全て富士市の新環境クリーンセンターが安全で安心できる、そして市民に寄り添った地域住民の信頼を勝ち得る施設になって欲しいと願っての質問であります。そして、前回も今回も今まで公開されている資料に基づいての質問であります。
では2回目の質問に移らせていただきます。質問の一つ目ですが、まだこれから決まっていないが改変していく予定であると、これから検討していくということでありました。なぜこのような今回質問をしましたかと言いますと、富士市の組織には、現在環境部に環境クリーンセンターという部署があり、現場を担当している市の職員がおります。全国で見ると、長期管理契約をしている場合、企業だけで施設を全部管理運営しているところ、富士市のように市と企業が役割分担をしているところ、長期契約をせずに市が管理運営してるところなど様々な形態があります。町内会長の方から新環境クリーンセンターになったらゴミ置き場の相談やネットをもらいに行くところ、そういったところはどこになるのかな、というようなちょっと不安の声が聞こえたものですから、今回このような質問をさせていただきました。市の職員が新環境クリーンセンターに残るかどうかということも含め、これから検討していくということでしょうか。一言でお願いしたいです。
環境部長:
はい。えーとですね、あのー基本的には新環境クリーンセンターにつきましてはですね、あのー現在の新環境クリーンセンターを建設にあたっていろいろ協議検討している担当課ということでございます。今後のことですけれども、市長答弁にあった通りでございますけれども、あの基本的には、あの今新環境クリーンセンターにつきましては、まあ新しい体制ができて稼働が始まればですね、現在の建設課はなくなるという形になるということでございます。以上です。
小野議員:
はい。わかりました。ぜひ、市民が安心安全になるような組織改革というものをこれから検討していただきたいと思います。では、これからまだ決まってない段階で市長が色々お答えいただきましたことを尊重申し上げて、これからの検討に期待したいと思います。よろしくお願いします。そして管理運営体制に関しましても、今の段階で了解いたしました。
では、2の将来環境学習施設を担当する課が何らかの形で作り上げるところから関わっていくことでということを質問いたしました。ではなぜこの質問をしたかと言いますと、本年の11月15日に廃棄物資源循環学会、環境学習施設研究部会の研修会にちょうどメールを頂いてお呼びいただきましたものですから参加してまいりました。豊田市の環境政策課が豊田市の環境学習の取り組みをプレゼンされ、私の質問に対し、豊田市はクリーンセンター運営管理の長期契約を結んでいないので、クリーンセンターと家具再生センターの設計建設段階から今の管理運営まで廃棄物対策課が担当してるということです。そして環境学習施設のエコットの建設計画から環境政策課が担当したとのことでした。お聞きしたところでは、最初の計画段階から関わっていたということで、環境学習施設エコットオープン時には、豊田市内全部の小学校、中学校、特別支援学校の1学年を視察見学させるための市が持っていたバスを予約、翌年からは環境政策課の方で予算化され毎年バスでの生徒たちの施設見学が決まっているとのことです。最初から関わっていたということで、オープン時にはスムーズに市の施策が繋がったというふうに言っておりました。
富士市では、環境総務課が今まで環境アドバイザーを束ね、環境学習施策を進めてまいりました。これは非常に県内でも高く評価されているシステムだと私は認識しております。環境総務課や環境アドバイザー制度とのこれからの環境学習施設との兼ね合いっていうのはどのようにお考えになっていらっしゃいますか。
環境部長:
現在、環境アドバイザー制度につきましては、環境総務課で担当しております。あの議員ご指摘の通りでございます。環境総務課の方で、環境アドバイザーの登録をいたしまして、環境に関する取り組みの中でですね、それぞれの必要である講座、例えば自然観察なら自然観察といった形で職員だけではなくてですね、市民で登録している専門家の方を派遣するという制度になっております。こちらの制度は現在、あの、このまま動いておりますけれども、今のところは新環境クリーンセンターの環境学習施設との関連につきましてはですね、まぁ関わっていく形にはなろうかと思いますけれども、あの詳細につきましてはですね、まだ細かいところまで決まっていないところが現在の状況でございます。以上です。
小野議員:
はい、了解致しました。是非これから意見交換会の中にたくさんの環境アドバイザーの方も入ってらっしゃると思いますので、是非意見を聞いて、しっかりとコンタクトがとれるように良い方向で繋げていただきたいと思います。そして新しい施設は、今の現環境クリーンセンターよりもさらに山に行きますので、環境学習が小学校4年生、現在でもあの環境クリーンセンター施設見学を行っておりますが、是非バスなどで小学生中学生などが、特別支援学校の子ども達なども見学できるような体制を作って頂きたいな、考えていってもらいたいなとこれは要望しておきます。今、新環境クリーンセンター建設課も、現在やっと色々要領を得て市民ボランティアの方々と意見交換会を活発に行ってるように聞いております。資料②右上の意見交換会、ここであります。ここでありますが、ここでは平成27年まで掲載されております。あと2回掲載、触れたよっていう風に先ほどの市長答弁ではありました。その後に2回、ここに人数も記されておりますが、その後のあの2回の意見交換会はどのような状況であったか、環境部長さん把握されてらっしゃいますか。
環境部長:
えっとですね、あのー議員が出されましたあの資料につきましてはですね、あのー7月11日までの意見交換会の状況がですね、出されておりますけれども、その後2回行っております。9月27日と10月18日に2回行っているところでございますけれども、参加人数につきましてはですね、9月27日には14名、10月18日は12名ということでございます。以上です。
小野議員:
これから稼働に向けて組織化をしていかなければならない、プログラムも決めて行かなければならない、本当に一番大切な時期に入っていくと思います。是非稼働に向けて意見交換会に参加していく市民が増えていくような建設的な議論になるような体制を作っていていただきたいな、稼働も含め、今作ってる絆を強めて、思い切ってこの成長期に向けたブラッシュアップが必要だというふうに思います。詳細に入ることはなく、これは今後に期待しますということで要望に留めておきます。本当に思い切ったブラッシュアップ必要だと思います。よろしくお願いします。
では、次に三つ目の質問に入らせて頂きます。三つめの質問では、それぞれの専門家に、この富士市内にいらっしゃる様々な技を持った専門家の方たちの意見を聞いて、備品を揃えて行きますと言うことですので本当に安心いたしました。すごくほっとしました。是非よろしくお願いしたいと思います。一つだけ確認なんですけれども、この環境学習施設の備品及び余熱利用施設の備品なども、先ほど市長のご答弁で仕様書の中にしっかり入っているということですので、これは仕様書の中に入ってるということは、これブラッシュアップしたとしても、ごみ処理施設建設特別委員会でしっかりご審議いただき、議会でご決議頂いた新環境クリーンセンター建設費の中に既に含まれてるということでよろしいでしょうか。
環境部長:
えーっとですね、備品リスト、消耗品リストでございますけれども、こちらにつきましてはですね、基本的に市長答弁にもありましたように、設計に反映するような形でですね、行っております。こちらにつきましてはですね、事業者の方に委託と言いますかね、そういう形になっておりますので、そこのところで検討していくという形になります。市長答弁にもありましたけれども、こちらにつきましてはですね、運営活動のワーキンググループ、事業者の川崎重工業とクリーン工房、こちらの方で主体となって市民との協働で円滑に施設運営が実施できるような形でですね、協議を行う場を設けておりますので、こちらの方で検討してくということになります。そういった形でですね、検討してまいりますということでございます。以上です。
小野議員:
仕様書に入るということはそうかなと思って、いろいろと難しいこともあるのかもしれません。今いただいた後答弁でわかりました。これからはワーキンググループでしっかりやっていただくということですので、今後ともどうぞよろしくお願いします。期待しております。最新のものにしていただけるということで安心いたしました。
では4番目、それぞれの機能または全体において親しめる愛称にするのはどうでしょうということで、全体の愛称、もしくは循環啓発棟等を市民公募、今必死になって書いたのであってるかどうか、循環啓発棟の市民公募を行っていただけるということは可能と、市長答弁でいただいたと思います。今ここに資料をちょっとだけつけさせて頂いたので、なるほどなと思ったことがありますので、ちょっとご説明させてください。資料1の下段であります。余熱利用施設でありますが、結構市が考えますと、このように結構固い、例えば清掃工場を作りましたので、その熱を利用してこのようなお風呂を作りましたとか、余熱利用施設っていうのが前面に出てくるんですが、今ものすごく流行って観光バスがいっぱい入っている余熱利用施設、その隣のありますこれ天母の湯です。富士山天母の湯、ここをホームページのどこ探しても余熱利用施設一言もないですね。清掃工場という言葉も一つもないんです。富士山天母の湯、富士山のふもとで薬湯と森林浴でゆったりのんびりできる天母の湯、富士山の登山帰りに利用するために便利な温浴施設。で、こうやって書かれて薬湯や檜風呂には、ジェットバス等がありますって、これだけで余熱利用施設であることは全然うたってなくて、今現在、富士登山の後の観光バスが何台も乗り付けてくるそうです。ですので、場所的には、是非富士市も同じように富士山ってうたうことができると思いますし、わざわざ余熱利用って書くこともないと思いますので、市民に親しまれるいい名前を、みんなで、市民公募でぜひ盛り上げて行っていただきたいなと思います。下に「夢ほたる」と「エコット」を書いてありますが、エコットの一番下のところちょっと見て頂きたいんですが、愛称のエコットは、広く市民に公募し、1907件の中から発音しやすく学童にも親しみやすいという理由で決定しました、という風にあります。ですので、是非こういったふうに市民に多く、市民の方たちから公募する事、たくさんの子どもたちから公募することで、皆であの新環境クリーンセンターに興味をもって見ていていただくことができると思います。是非市民の力を利用した形で、この市民公募の愛称、元気にそして楽しく広く市民にアピールするように市民公募ができますようよろしくお願いいたします。
では、最後のプログラムはどのように作っていかれるのですかっていうところであります。これは先ほども市民の専門家の方達にお伺いをしているということで、とても安心致しました。富士市には、本当に宝であるまちづくりセンターがあり、まちづくりセンター事業の中で様々な技を持った市民の方たちが、たくさん活動してらっしゃいます。竹細工、裂き織り、凧作り、着物のリメイク、つるし雛、そしてあの芸術村などでも色々な柿渋染めや藍染、紙すきなどを行っていらっしゃる方達がたくさんいらっしゃいますので、それらの方達と一緒に良いものを作っていただけるよう、ワーキンググループの充実をよろしくお願いしたいと思います。私は、少なくとも15施設以上の環境学習施設っていうのに今まで見学してまいりました。展示型で、実質中身が死んでるなぁって思うような管理するだけの環境学習施設もあります。それと対照的に、生き生きと市民が活躍している、自由に人の行き来がある施設もあります。その違いは何なのか、関わっている方々とぜひ一緒に考えていって、そして実践していただきたいと思います。その答えというのは、言葉ではなく実践だというふうに思っております。これからあと1年9ヶ月、その実践と話し合いとを通じて生き生きとした富士の麓に生きる新環境クリーンセンターにしていっていただきたいと思います。
最後に、環境省が発表した廃棄物処理施設整備計画に、そこの先ほどのところでありますが、地域住民等の理解を得ることが基盤、地域住民との信頼を構築することが大切と、重点ポイントにまであげております。平成32年に稼働すると、ごみ処理施設建設特別委員会や新環境クリーンセンター建設課等、建設という名のつくものは無くなりますが、地域住民はそれから30年、長寿命化においては40年間、同じ地区、同じ町内の施設として付き合っていくことになります。これなら良かったと言える安全安心なもの、誰もが納得する施設にするために、ここの議場に集う皆で一生懸命最善を尽くしていきたいと思っております。是非これからも皆様にはよろしくお願いしたいと思います。これをもって私の質問は終わります。
新環境クリーンセンター循環啓発棟見取り図