小野ゆみこ11月議会一般質問「新環境クリーンセンター・余熱利用施設・環境学習施設等のソフト面における今後の展開について」

小野やすまさ後援会

2018年12月04日 15:46

11月定例議会において、私の一般質問は、12月10日午後2時からになります。前の質問者の終了時間で早まることはあります。
質問内容は、「新環境クリーンセンター・余熱利用施設・環境学習施設等のソフト面における今後の展開について」です。
新環境クリーンセンターは、現在32年10月稼働を目指して現在工事中です。
ハード面の設計は決まったので工事に入っていますが、ソフト面はこれからです。

富士市は、工事を請け負った川崎重工グループと20年間の新環境クリーンセンターの管理運営長期契約を結んでいます。
長期契約の場合、他市の事例を見ると様々な運営が行われています。
富士市の環境クリーンセンターように市の職員が管理棟にいて、市民との様々な対応を行っているところ。
さいたま市のさくら環境センターのように、市の職員は一人もいなくて、焼却炉担当の企業と余熱利用施設担当の企業と環境学習施設担当のNPO3者でのJV企業で運営管理をしているところ。
他にもさまざまな形態があります。
富士市はどのような管理運営体制を考えているのか、決まる前に市の方針等を聞いておきたいと思い質問します。

20年間の管理運営費を含め370億円の税金を投じる新環境クリーンセンターが、安全で安心できる市民に寄り添ったより良いものになってほしいと願っての質問です。
これからが大切な時期に入ります。しっかり見守っていきたいと思っています。

質問「新環境クリーンセンター・余熱利用施設・環境学習施設等のソフト面における今後の展開について」

富士市は、2020年10月からの稼動を目指して現在新環境クリーンセンターを建設中です。併設される環境学習施設は、現在、新環境クリーンセンター建設課が行っている意見交換会を中心に、市民の皆様方で話し合いが行われていると聞いております。
新環境クリーンセンターは、熱とエネルギーの再利用、市民への憩いの場と環境学習の場の提供など、新時代のごみ処理施設にするための様々な取り組みが計画されています。
ハード面の施設建設が行われている中、ソフト面における運営管理体制の今後の在り方について質問します。

参考資料:
1. 現在、新環境クリーンセンター建設課が、新環境クリーンセンターの建設に関し全てを担当していますが、2020年10月完成後、建設課はなくなると認識しています。では、新環境クリーンセンター全体及び各諸施設(資源回収棟、工場棟及び余熱利用施設や環境学習施設、森林環境創造ゾーン、野外啓発ゾーン)は、市の組織として担当するのはどの課と考えておりますか。
 また、新環境クリーンセンターの敷地全体、及び各諸施設(資源回収棟、工場棟及び余熱利用施設や環境学習施設、森林環境創造ゾーン、野外啓発ゾーン)の管理運営体制はどのようにお考えですか。


2. 現在、新環境クリーンセンター建設課が、環境学習施設意見交換会を主催・運営していますが、施設完成後に担当課が変わるのであるならば、今からでも、将来環境学習施設を担当する課が、何らかの形で作り上げるところから関わっていくことで、将来の運営がスムーズになると考えます。いかがお考えになりますか。

3.新環境クリーンセンター環境学習・環境啓発計画には、環境学習施設に必要な「備品、消耗品リストの例」が参考資料として添付されています。型番まで具体的に記されており、詳細にできておりますが、計画の策定が平成25年12月で、すでに5年が経過しています。それぞれのプログラムにおいて専門家から最新の状況を聞いてから備品等を揃えた方がよいのではないかと感じますが、どのようにお考えですか。

4.富士市新環境クリーンセンター施設整備基本計画によると、新環境クリーンセンターの基本理念は、「安全と安心を約束する資源循環パーク」であり、基本方針は「安全、安定、安心を約束する施設」「もったいないを育む施設」「地域に融和する施設」です。その基本理念と基本方針の下、環境学習施設の目的は「環境に関心を持ち、実践する市民の育成」となっています。
単なるごみ処理施設ではない、そのイメージからの脱却を図るための基本理念であり、基本方針です。しかし、 すべての施設を含め「新環境クリーンセンター」という名称である以上、ごみ処理施設としてのイメージを拭い去ることはできません。

それぞれの機能又は全体において、基本理念、基本方針の精神を表し、市民に親しまれる名称を市民公募で選び、市民全体に親しまれるものにしていこうというお考えはありませんか。
また、それぞれの施設で実践されるプログラムはどのように作っていかれるお考えですか。

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