月間浄化槽の先進事例に富士市生活排水課の取り組みが堂々の8ページ!!

小野やすまさ後援会

2016年07月11日 18:42

 国の浄化槽フォーラム理事をしていることから、月刊浄化槽が毎月送られてきます。
ちょっと遅くなりましたが6月号を開くと、特集記事が、「地方自治体における浄化槽整備の先進的な取り組み事例」とあり、埼玉県、八王子市、そして我が富士市、富田林市の事例が報告されていました。
 全国の先進事例で紹介されたことはうれしい限りで誇りに思います。
富士市生活排水課石川浩之統括主幹が執筆しています。
 静岡県は、浄化槽の法定検査受検率が全国で一番低いのです。静岡県は、汚水処理にいち早く取り組み、単独処理浄化槽が普及していることから、合併浄化槽への転換とそこでの法定検査受検率がなかなか進まないでいるとお聞きしたことがあります。
 その中で、富士市は、生活排水処理長期計画において公共下水道計画区域を見直し、浄化槽区域に変更すると同時に、その浄化槽地域の合併浄化槽設置と法定検査に大きな補助金を出すことにしました。
そのことから、生活排水処理の速度が速まり、法定検査の受検にも補助金を付けることから、受検率が大幅にアップしてくるようになりました。
生活排水処理の処理率と法定検査受検率がアップしたと同時に、下水道範囲を見直ししたことで13億円も予算を削減できたことになりますね。 富士市ではこれからも見直しが続いていくようです。
 合併処理浄化槽は、下水道より地震や津波に強いことが、東日本大震災の折わかりました。津波で下水処理場が破壊され、下水道のお宅は被災していないところでもトイレが使えなくなったそうです。浄化槽のお宅へトイレをもらいに行ったというお話を、仙台市での浄化槽フォーラムの際お聞きしました。
  下水道にもいっぱい良いところがあります。しかし、合併処理浄化槽も今は進化しており、ずっと安上がりで、自分の家で出た水をきれいにしてから排水しています。なので、川の水等を減らしてしまうこともありません。
この日本独自の浄化槽という水処理技術を、汚水で困っている全世界に広げていきたいものですね。




関連記事