県道富士裾野線安全対策検討会議(第2回目)が静岡県富士土木事務所で行われ、様々な安全対策が話し合われました。

小野やすまさ後援会

2014年08月25日 21:38

 本日、県道富士裾野線安全対策検討会議(第2回目)が静岡県富士土木事務所で行われるということで、傍聴させていただきました。今宮バイパスでのトレーラー事故後発足しました。
 参加者は、県富士土木事務所の方々、施工技術総合研究所、富士警察署、交通基盤部の方々、富士市市民部、建設部の皆様、トラック協会、神戸地区の皆様、青葉台地区の皆様です。私は傍聴です。
 資料としまして、第1回目でアンケート調査を行うことが決まっておりましたので、、静岡県トラック協会に所属されている各事業所と今宮バイパスと富士裾野線歩行者の皆様対象に行ったアンケート結果を、今回は報告されました。それと、他のこのような急な坂道でどのような安全対策が行われているのか事例を示され、その後、議論となりました。

 富士裾野線は、現道区間の縦断勾配は、7.5%と大きく、今宮バイパスのところが一番勾配が小さくても5.6%あります。したがって、市境から新東名側道交差点までの11.5Kmの間は、平均6.5%を超える急な坂道が続きます。
 平成21年から平成25年までの過去5年間で、48件の事故があり、そのうち、富士方面への下り線で31件起きています。ほとんどが一般乗用車の事故だそうです。
 しかし、大型車の事故は、5年間で3件ですが、今年になってから立て続けに4月5月と2件起きています。

 これは全くの私の私見ですが、燃料高騰の折、今まで使っていた東名高速道路を使えずに、山道を走行せざる負えなくなっている状況がうかがえるように思えました。そうなると、エンジンブレーキの使用を促す看板や待避所も大切ですが、高速道路を安全に走ってもらう方策も必要に思います。5月の事故は大型トレーラーでしたが、トレーラーが走れる道幅ではないところを、本当に無理に我慢して走り、ブレーキが利かなくなって横転した様子がうかがえます。

 富士裾野線にはたくさんの看板があります。県もこんなに頑張っているのにというのでしょうが、見えずらい看板もありますね。退避所の看板とその使い勝手はどうなのでしょう?
 ここに飛び込むのはかなり勇気がいるように思えます。熱海市には、水平の砂利敷の退避所もあるそうです。それなら、安心して突っ込めるように思えます。

 やはり、死亡事故を知らせる看板の設置や、待避所を作ってほしいという要望が多いようです。

 エンジンブレーキの使用を呼びかけるとか、存在を知らせるというご意見が多いようです。
 私もこの坂を下るときはエンジンブレーキを常にかけますが、勾配が緩くなりスピードが落ちると、後ろからどうしてもあおられますね。
 そのようなことがないよう、安心してエンジンブレーキを使用できるようにしたいです。
 今日、参加者の皆様からでたご意見をもとに、対策案を練って、第3回目となるそうです。良い対策がでてくるよう、期待しています。


関連記事