f-biz主催「日本再興の道を探る」に参加して
f-biz主催地域活性化セミナー「日本再興の道を探る」~いま求められる真の「新しい公共」とは~の午前中パネルディスカッション、午後分科会の~NPO・ソーシャルビジネスが果たす役割とその課題~に参加しました。
研修会としてはかなりレベルの高いもので、最近のヒットでした。
市議になるまで、NPOを立ち上げ、理事長をしておりましたので、デイスカッションに出てくることがらは、結構身につまされることの多い内容でした。
NPOケア・センターやわらぎ代表理事の石川治江氏は、「この地で飛べ!新しい公共などわざわざ言わなくてもよい、新しくないといけないのか、押し付けるべきではないのではないか、」「企業・行政・NPOが重なり合った部分で、何か新しいものが生まれてくるのではないか!」
丸善CHIホールデイングス小城武彦氏は、今の日本を「強い現場と弱いリーダーシップ」と判断され、一番印象に残ったのは、「ユダヤ人は、『最後に死ぬときにこたえられる生き方をしろ!』と子供の時から言われている、その質問とは『おまえはおまえだったのか?』」自分がどんなにつらい時も乗り越えられるのは、この言葉があるからだと言っておられました。
私も、私が私であるために、自分のミッションを果たすために市議になりました。よく理解できました。
また日本理科学工業株式会社の大山泰弘氏は、「一度しかない人生ー自己実現のため、人のために生きる!」「人は誰でも人の役に立ちたいと思っている」「福祉を掘り下げることで復興ができるのではないか」「福祉とは、ものに困らず人を幸せにすること、まさに公共なのではないか」
NPO法人ETIC代表理事 宮城治男氏は、「震災後、若者が真剣に『自分にとって何が大切か』を考えるようになった。右腕プロジェクトという若者活用復興プロジェクトに参加する若者たちがいる。「ここにいる皆さん方も、知ってしまった人の責任がある、動き出そう」
それぞれ、実践している方々の、熱く、しっかりと背景のある重いメッセージをいただきました。ありがとうございました。
午後の部はまた報告します、
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