富士市中央病院院外処方で、10病棟に9名の薬剤師が配置可能に

小野やすまさ後援会

2013年05月27日 09:57

5月24日文教民生委員会協議会が行われ、下記事件について説明を受けました。
⑴富士市中央病院院外処方の実施について
⑵医療紛争に係る和解について
⑶富士市立養護老人ホーム(駿河荘)の民営化について
⑷風しんワクチン及び麻しん・風しん混合ワクチン接種費助成事業(案)

ここでは、⑴富士市中央病院院外処方の実施について 報告します。

富士市中央病院は、平成25年度より、消化器内科及び神経内科の常勤医師による診療が開始し、平成18年より休止していた別館三階病棟を再開、全病棟が稼働します。

そのことから、入院患者増が見込まれ、二次救急医療や急性期医療が使命であることから、入院患者のため、病棟に薬剤師を配置する必要があります。
以上のことから、兼ねてより国が進めてきた医薬分業を、今年度6月より、行うことにしたとの報告です。
このことにより、10病棟に9名の薬剤師が配置できることになります。

病棟に薬剤師さんがいなかったということはさぞ看護師さんがたも大変だったろうと思います。
医薬分業は、ジェネリック医薬品が使いやすくなるという利点もあるので、時代の流れとして受け止め、少しでも、富士市民が使いやすくなるように、皆で検討しました。

中央病院近辺の薬店だけではなく、富士市中の身近な薬店でも処方してもらえるとのことで、以前、文教民生委員会でFAXの話が出て、病院の薬剤科窓口付近にFAX2台設置します。

後発医薬品(ジェネリック医薬品)に関しては、患者が希望した場合、患者の同意の元、適応症の一致した後発医薬品への変更が可能とのことです。

院外処方患者負担比較表です。
わかりにくい表ですが、要は、院内処方の場合より、院外処方にすると保険薬局の点数が上がり、なおかつ、後発医薬品を勧めることで、さらに点数がかさんされることにより、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用が促進される仕組みになっていると言いたいようです。

ただ、後発医薬品(ジェネリック医薬品)だからと言って、いつも安くなるわけではないようですので、薬局によく聞いてからお求めになることをお勧めします。

また、薬や診療の費用負担の全くない生活保護等々の方々にも、公費の負担軽減になる後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用を進めて行く工夫が必要だなと思います。それは福祉の方というお答えでしたので、やはり公平性から言っても取り組む必要があると思います。以上報告します。ご質問がありましたら、コメントをいただければできる範囲で調べてお答えさせていただきます。


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