「新島八重の生き方〜男女共同参画社会の扉を叩いた〜」を聞いて
「新島八重の生き方〜男女共同参画社会の扉を叩いた〜」の記念講演が、駿河郷土史研究会の総会後、会長である加藤昭夫先生によって行われました。
なかなか興味があり、用事を済ませた帰りに寄りました。
加藤先生の八重に対する研究からの感想やご意見は、大変興味深く、ためになるものでした。
以下、講演内容メモ
八重は、私たちがこれから進んで行く社会への扉を叩いた人です。
いろいろな生き方を認めて行く、男と女の平等を認め、共に社会を生きて行くそんな社会にぴったりの物語です。女にも鉄砲を教えた会津藩の先見性は素晴らしいものです。
じゅうの掟
ならぬものはならぬものです
この掟は武士の子弟のものであっても、女性にも町民にも染み込んで行った。それが「会津魂」となった。
魂という言葉を、まちづくりのスローガンにしていくべきではないか、富士市にも駿河魂とか、いろいろな魂があるがそれを大事にまちづくりに生かして行って欲しい。
「八重の生き方」の先生のまとめ
ある時は、会津のジャンヌダルクとして、ある時はハンサムウーマンとして男と女を乗り越え、人として、私として、生き、行動した女性。
男尊女卑、封建的風潮が残る中、男女平等を強く望む。互いを尊重した上で、男女が等しく平等であるという姿勢を自ら世間に示し、男女共同参画社会の扉を叩いた女性。
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