何故、議会基本条例が必要だったのか?「議会改革と住民」

小野やすまさ後援会

2012年05月11日 19:20

自治創造学会2日目は、第一分科会で、パネルディスカッションから始まりました。富士市議会会派耀の他のメンバーは東京宿泊でしたので、会場で合流しました。会派耀での参加です。

伊賀市議会議員は、安本美栄子議長です。パネルディスカッションで、一番の迫力でした。
以下、彼女の話から
合併を期に、議会基本条例を制定せざる終えなくなった都のお話。
理由は二つで、
1.議員の資質を持っている議員と選挙で勝ってくる議員とは違うので、規制をかける必要があったということ
2.議会報告会によって市民のレベルアップを目的としているとのこと

市長から諮問で、住民自治基本条例を作り、住民自治協議会を作った ことから、議会自らが変わるしかなくなった、自らを縛るしかなくなったということである。
議会が合併時に在任特例を使って議員定数を確保したことで批判され、オンブズマン形成され、市民からの批判された。しかし、抗議こそ宝であった。
バッチをつけてスタートの議員と、バッチをつけてゴールの議員がいるのは確か。

議会基本条例ができ、議会報告会を繰り返す中で、議員自らが変わってきた。
報告会を通じて、議会がわかるようになったと言われるようになった
議員の選択の仕方を変えなくてはいけないと思うようになったという市民が78パーセントになった。
市民と議員が対等に議論できる。議員の勉強会を自主的に開催する様になった
市民からのテーマを出すようになってきた。市民の一員になれる議員が求めらているのではないか
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富士市議会は、昨年、議会基本条例を制定し、私などは、始めから当たり前のように、議会基本条例のもと活動している。議会報告会も個人的にも行っているが、富士市議会組織として行なって行く意味の重要性がよく理解できた。議員としての活動に、さらに磨きをかけ頑張って行きたいと思った。安本議長のあの迫力を持たなくてはいけないとも思った



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