富士市三者懇談会「食肉の安全性」に参加して

小野やすまさ後援会

2010年02月18日 14:32

本日2月18日午前9時半から、富士市消費者運動連絡会(菊池文江代表)主催、平成21年度富士市三者懇談会が、富士市フィランセ4F大ホールで行われました。今年のテーマは、「食肉の安全性」です。

三者とは、行政・事業者・消費者です。
行政は、保健所、食肉衛生研究所、富士市農政課
事業者は、マックスバリュー富士八幡町店、コープしずおか
消費者は、私たち富士市消費者運動連絡会理事

昨年はごみ問題でしたので、直接企画・運営にかかわりましたが、今年は当日参加だけでした。企画・運営担当の皆様ご苦労様でした。

食肉に関しましては、岳南食肉センターにおいても、何重にも厳しい検査がなされていおり、静岡県の昨年度の食中毒発生状況におきましては、富士市はゼロでした。
また、発生源は、多くが生肉を食した場合に出るそうです。「生肉は食べないようにしてほしい」と繰り返し、保健所の方も食肉衛生研究所の方もおっしゃっておりました。

事業者の方が、廃棄食品(食肉だけでなくすべての食品における)の量についての質問に、全店舗で年間12億円~13億円の廃棄処分があると答えていらっしゃいました。これは食材の金額だけで、それに廃棄処分費がかかるわけです。事業者の方にとっても大変なことです。
先日の「食育シンポジウム」でも小泉教授がお話していましたが、日本は、食料自給率40%と低いけれども、それにもかかわらず、食料輸入量1800万トンよりも、もっと多くい2200万トンの食材を廃棄している国と言ってらっしゃいました。

「もったいない」ですね。なんとかしたいものです。