子供に料理を教えましょう。「食育シンポジウム」

小野やすまさ後援会

2010年02月14日 20:17


国際ソロプチミスト富士主催、認証30周年記念食育シンポジウムに、誘われて参加させていただきました。。
なんと、おっし―さんに遭遇!写真を市の職員さんが撮ってくださいました。

入り口に飾られていた絵やポスターを写真に撮った時には気がつきませんでしたが、
絵に関しては、富士市のごみを考える会の紙芝居やポスターを作成してくれている梅原万奈さんの作品でした。
第2部のパネラーのソロプチミスト委員村松千恵子さんに、「梅原万奈さんの絵です」と壇上から紹介されてびっくり、隣に座っていた梅原さんに「そうなの?」「うん、そうだよ」
いつもあっさりと答えてくださいます。

第1部講師は、東京農大の小泉武夫教授で、和食の素晴らしさを力説されました。
和食は、ミネラルが豊富で食物繊維もいっぱい、地元食材で食べましょうとのこと。
根茎野菜、菜っ葉、果物、豆、魚、海藻の6種類を食べるのが大事だそうです。

日本人の遺伝子には、日本民族としての歴史が刻まれているのだから、いきなり肉食になっても耐えられない、
だから、それらが、キレる子どもたち、学級崩壊等の原因になっているとのお話でした。
「地産地消」、「食を賄える力を養う」、「食育は、まず大人の教育から」のお話は、日ごろ子供たちと接していて感じることで、全く同感です。

私見ですが、仕事を持って忙しくて食事をつくる時間の取れない時の母親の対処の仕方に、最近ふた通りあるように思えます。
1つは、既成品や冷凍食品等を買ってきて、「ほら、食べな」と買い与える仕方。
もう1つは、お金もしくは食材を子供に渡し、作り方を教えて、「作っておいて~」と食事当番をさせる仕方。

後者が、たぶん食育であり、長期展望に立ったしつけになり、母親が一番楽できる方法でしょう。
そういう母親を持つ子供に接すると、子供自身はぶーぶー文句を言っていますが、大した母親だと頭が下がります。そういう子は生きる力があると思います。

国際ソロプチミスト富士でも、料理の仕方を、小・中・高・大学生に教えているそうです。良いことですね。
子供に料理を教えましょう。それが一番の食育であり、しつけであり、子供にとっての生きる力になります。子供に、料理を教えることで、双方にゆとりができ、コミュニケーションと、教育がなされますね。お母さんも助かります。一石4鳥!
国際ソロプチミスト富士の皆様には、大変良い勉強をさせていただきました。ありがとうございました。