大磯町の議員報酬にびっくり
富士発・女(ひと)と男(ひと)のフォーラム、シリーズ女性と政治参画Ⅳ・トーク&トーク
「市民意識を政治に反映させるためには~日本流パリテの実現か?」が、1月18日フィランセで行われました。
パネラーは、神奈川県大磯町議会議員・渡辺順子さん
聞き手は、男女共同参画推進員の藤田さん
主催は、きらり交流会議(松本玲子代表)
大磯町は、女性が、議会の過半数を超えているという全国でも珍しい街です。
財政難で、職員の給与を下げる際、自分たちが貰っていては申し訳ないと、議員報酬も下げる決議をしたそうです。
自分たちで下げようという決議をしたのがすごいですね。やはり女性が多いからできたことなんでしょうかv
現在、大磯町議員報酬は、手取り一律21万円、政務調査費は1カ月1万円、とのこと
男性が、仕事を辞めてまで出ようと思わないそうです。
女性議員が多い理由はそこが大きいと言っていらっしゃいました。
確かに、富士市の議員報酬は確か53万円、大磯の倍よりずっと多いです。
また、東京のベッドタウンであることからか、女性差別的な発言も全く経験したことがないし、
女性が議会に行くことに何の偏見も持たれなかったとのお話でした。
ただ、行政の幹部に女性が少ないのは、富士市も大磯町も同じ、変えていかなくてはいけない
今後の課題であるとのお話でした。
渡辺議員のお話の中に、「(富士市のように)議会に女性が少ないのは、むしろ、やりにくいのではないかしら?
男性だけでは分からないことも多いでしょうに…」との発言は印象的でした。