富士市議会令和2年9月定例会は令和元年度の決算を審議しています。
本年の事業評価は、広報ふじ、ブランドメッセージ、社会福祉センターが対象事業となり、審議しました。
10月5日に委員長報告で審議内容と詳細が報告されます。
一般質問では、私小野ゆみこは、10月5日月曜日午前10時半前後からの開始となります。
内容は、「小中学校における教育の情報化に伴う教職員への支援及びソフト面の充実ついて」です。添付に発言通告書があります。
本年度中に、富士市の小中学校すべてに高速ネットワーク環境が完備され、児童生徒全員に、一人1台のタブレットが渡されます。
しかし、ハード面は整っても、先生方全員オンライン授業ができるまでスキルアップされているのか、すべての児童生徒に対応できるのか、
文部科学省が配備すると言っている「ICT支援員」が配備されるのか、様々な学習支援ソフトが開発されている中、それらの充実を図るよう提案いたします。
先生方や保護者の皆様、ご意見やご提案などお寄せいただければ幸いです。
以下発言通告です
1.小中学校における教育の情報化に伴う教職員への支援及びソフト面の充実ついて
日本でも新型コロナウイルス感染症が広がり、ウイルスの詳細が不明の中、令和2年3月より小中学校の臨時休校が全国一斉に始まりました。
臨時休校は3か月間続き、授業の遅れを危惧する声とともに、オンライン授業の必要性を痛感したことから、富士市でも、年度内に全ての小中学校の児童生徒に1人1台の端末機器等が整備され、高速大容量の通信ネットワークを整備する計画をしております。
しかし、そこで聞こえてきたのは、全ての教職員が一斉にオンラインで授業ができるようになるのか、宝の持ち腐れになるのではないか、ICTの活用が得意ではない教職員の負担は計り知れない、ネットワーク環境が整っていない家庭はどうするのか、低学年の子供が自分で端末機器を操作できるのかなどです。
その一方で、保護者の方々からは休校に対する安心感とともに、不登校気味のお子さんをお持ちの保護者の方からは、学校に行けない日でもオンラインで授業に参加できるようになる、病院に入院中でも授業が受けられるようになる、障害があっても適切なソフトの利用でほかの児童生徒と同様に授業が受けられるようになるなどの多くの期待の声が寄せられております。
そこで以下質問いたします。
(1) 学校は高速大容量通信ネットワークが整備されますが、家庭でのネットワーク接続をどのように図っていくのかお聞かせください。
(2) 全ての教職員がオンライン授業に係る端末機器を使いこなすために研修のほかにも仕組みをお考えかお聞かせください。
(3) 全ての児童生徒に端末機器が整備され、教職員が教育の情報化に対応できるようになれば、保護者が期待する、不登校児童生徒、入院中の児童生徒等のオンライン授業への参加は可能になるのでしょうか。また、障害があってもソフトで対応できる児童生徒がほかの児童生徒と同様に授業が受けられるようになるのでしょうか。将来の可能性も含め、お聞かせください。